【投資詐欺体験談⑤】返金されない現実|勝訴なのに絶望|再起記録6

投資詐欺で勝訴しても返金されず絶望する女性のイメージ 再起記録
勝訴してもお金は戻らなかった。返金されない現実の記録

■「全額返金します」という言葉

「全額返金します」

「毎月1万円ずつ返します」

投資家Kは、弁護士にそう返事をしました。

■返ってきたのは、わずか3万円だけだった

しかし、実際に返ってきたのは3万円だけでした。

弁護士によると、少額でも返金するのは

「詐欺ではないように見せるための常套手段」だと言われました。

その後、返金は止まりました。

■「生活が苦しいから待ってほしい」という言い訳

弁護士が再度手紙を送ると、返ってきたのは

「生活が困窮しているため、返金は待ってほしい」という内容でした。

私はその言葉を見て、はっきりと感じました。

最初から返す気はなかったのだと。

わずかに残っていた希望は、その時に完全に消えました。

■刑事告訴はできないと言われた現実

私は弁護士に、詐欺として刑事告訴してほしいと相談しました。

しかし、証拠が足りないと言われました。

契約書などの書類はなく、

LINEのやり取りと振込明細だけでは

刑事事件として立証するのは難しいとのことでした。

自分でも警察に相談しましたが、結果は同じでした。

「証拠が弱く、刑事事件として扱うのは難しい」

その言葉を聞いたとき、私は本当に絶望しました。

■弁護士の冷たい反応

その後、弁護士に

「自分でも警察に相談に行きました」と伝えました。

すると返ってきたのは、

「……ああ、そうですか」

という、驚くほど冷たい反応でした。

その一言で、私は悟りました。

もう誰も、この問題を本気で動かしてはくれないのだと。

■返金は、その後一切なかった

返金はその後も一切ありませんでした。

怒り、後悔、自分を責める気持ち。

一文無しになった現実。

これからどう生きていけばいいのか分からず、

仕事にも集中できず、眠れない日が続きました。

■民事訴訟という選択

そんな中、弁護士から民事訴訟を提案されました。

まずは勝訴判決を取るべきだと言われたのです。

訴状を作成してもらい、私は費用を工面しました。

この時点ではまだダブルワークで、

生活を切り詰めながら支払いました。

■勝訴しても終わりではなかった

裁判当日、投資家Kは出廷しませんでした。

理由は

「裁判所に行く交通費がない」

その結果、私は勝訴しました。

しかし、これで終わりではありませんでした。

問題はここからでした。

■お金は、勝訴しても戻らない

判決を取っても、相手の財産を特定しなければ

お金は回収できません。

弁護士は言いました。

「詐欺師は財産を隠していることが多い。ここからが本当の勝負です」

私はすでに精神的に限界でしたが、

それでも働き続けるしかありませんでした。

■すでに逃げられる準備はされていた

銀行口座の調査、住所の確認。

投資家Kの免許証の住所を調べると、

そこは誰も住んでいない空き家でした。

私は自分の足で現地まで行き、確認しました。

やはり空き家でした。

なぜここに郵便が届くのか。

おそらく、近くに住みながら

この住所を使っているのだと思いました。

自宅を知られないようにするために。

■最初から、逃げるつもりだった

私はそのとき、改めて思いました。

この人は、最初から逃げるつもりだったのだと。

頼れる場所は、もうどこにも残っていませんでした。

▶ 前の記事  

再起記録5️⃣

▶ 続きはこちら  

再起記録7️⃣

コメント

タイトルとURLをコピーしました