【投資詐欺体験談⑳】投資詐欺の刑事告訴はなぜ受理されない?県警への電話で変わった警察対応

投資詐欺の刑事告訴が受理されず、債権回収会社社長が県警へ直接相談した様子をイメージしたアイキャッチ画像 再起記録
何度警察へ相談しても受理されなかった告訴状。債権回収会社社長が県警へ直接訴えたことで、止まっていた状況が少しずつ動き始めた。

※この話は続きものです
▶ 詐欺で一文無しになった最初の話はこちら

投資詐欺の被害に遭い、私はできる限りのことをしてきました。


弁護士に依頼した。
裁判もした。

それでも――

お金は戻りませんでした。

最終的に弁護士との契約を終了し、債権回収会社へ依頼。


K氏に対する動産執行。
自宅への強制執行。
そして店への強制執行。

警察まで呼ばれる騒ぎになりました。

しかし、店内の動産が本当にK氏名義なのか確定できず、強制執行は不能という形で終了しました。

※店への強制執行の様子はこちら
【投資詐欺体験談⑰】店への強制執行で内縁の嫁が激怒…警察沙汰になった夜|動産執行の結末

※喫茶店で詐欺師Kと債権回収会社社長が話した内容はこちら
【投資詐欺体験談⑱】強制執行後に詐欺師と喫茶店で対面|返済交渉と謎の1万円返金

以前、刑事告訴を受理してくれなかった警察署へ再び向かいました。

しかし結果は変わりませんでした。

違う警察署にも相談しました。
それでも受理されませんでした。

そんな中、債権回収会社S社長が言った言葉があります。

「諦めたら終わりやで」

四面楚歌の中。

S社長は、さらに大きな行動に出たのです。

投資詐欺の刑事告訴はなぜ受理されない?県警へ相談するまでの経緯

投資詐欺の告訴状を何度提出しても警察は受理しなかった

私はいくつもの警察署へ足を運びました。

同じ警察署へ二度訪問したこともあります。

しかし返ってくる答えはいつも同じでした。

「証拠が足りません」
「難しいですね」
「受理できません」

被害者である私にとっては十分な証拠だと思っていたものも、警察には届きませんでした。

何度も同じ説明を繰り返す。
そのたびに希望が削られていく。

精神的にもかなり消耗していました。

「次は弁護士同伴ですか?」刑事告訴を断られ続けた被害者の現実

ある日、同じ警察署へ再び相談に行った時のことです。

担当者からこう聞かれました。

「次は弁護士さん同伴ですか?」

私は言葉を失いました。
弁護士との契約はすでに終了しています。

新たな弁護士へ刑事告訴を依頼すれば数十万円の費用が必要です。

しかも、お金を払ったからといって告訴状が受理される保証はありません。

受理されても捜査されないかもしれない。
捜査されても逮捕まで進まないかもしれない。

そう考えると、これ以上の費用負担は現実的ではありませんでした。

だから私は決めました。

弁護士なしで、できる限り動こう。

そう思ったのです。

投資詐欺被害を諦めない|債権回収会社社長の提案

そんな私にS社長が言いました。

「県警のトップに電話したろうか思うねん」

私は思わず聞き返しました。

「そんなことできますか?」

正直、県警に電話したところで相手にされないと思っていました。

ですが、S社長は有言実行する人でした。

今まで何度もそれを見てきました。

県警へ直接電話|投資詐欺の告訴状が受理されない現状を訴える

数日後。
S社長から電話がありました。

「県警に電話しましたわ」

そして県警に対し、かなり強い口調で訴えたそうです。

「何回も告訴状持って行っとるのに受理せえへんやないか!」

「証拠足りん足りんばっかり言うて逃げとるやないか!」

「こっちは何回も証拠持って行っとるんや!」

「どうなっとるんや、その警察署は!」

S社長は怒ると本当に怖い。
圧がある。

相手に反論する隙を与えません。

刑事相手でも遠慮なく言う人でした。

その結果なのか。

県警の担当者は、

「わかりました。確認します」
と返答したそうです。

私は驚きました。
私なら、ここまで強く言うことはできません。

だからこそ、S社長の行動力に圧倒されました。

県警から突然の連絡|止まっていた投資詐欺の相談が動き出す

その後、知らない番号から電話がありました。

〇〇県警でした。

「Sさんからお話は聞いています」

「もう一度〇〇署へ連絡していただけますか」

私は耳を疑いました。

県警から直接電話が来たのです。

今まで動かなかったものが、少しだけ動き始めた気がしました。

なぜ被害者の声は届かないのか|県警の一言で変わった警察の対応

私はその警察署へ電話しました。

すると、

「一度来ていただけますか」

と言われたのです。

少しだけ希望が見えました。

ですが同時に、複雑な気持ちにもなりました。

県警から言われたから動く。

被害者本人が何度訴えても動かなかったのに。

もちろん組織には事情があります。

しかし被害者からすると人生が壊された事件です。

それが軽く扱われているような気持ちになりました。

再び警察署へ|投資詐欺の刑事告訴受理に最後の望みをかける

私はすぐにS社長へ連絡しました。

「警察署から来てほしいと言われました」

するとS社長は即答しました。

「いつですか。一緒に行きましょか。」

心強い言葉でした。

ですが不安もありました。

県警から言われたから対応する。
そんな警察署に向かうのです。

もしまた断られたら。
もしまた門前払いだったら。

そんな思いが頭をよぎりました。

それでも行くしかありませんでした。

諦めたら終わり。

その言葉だけを支えに、私は再び警察署へ向かうことになったのです。

ーーー

詐欺から再起している看護師

投資詐欺で全て失いました。

勝訴しても、お金は戻りませんでした。

夜勤看護師|借金返済でトリプルワークの日々。

どん底から人生を立て直しています。

この人のリアルな体験をもっと読む

▶ 前の記事 
【投資詐欺体験談⑲】警察はなぜ動かない?刑事告訴を拒否され続けた私と諦めなかった債権回収会社社長

コメント

タイトルとURLをコピーしました