【投資詐欺体験談⑦】証拠が足りないと言われた現実|弁護士でも進まない壁と財産開示請求

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証拠が足りないと言われた現実と財産開示請求の記録

※この話は続きものです
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勝訴しても回収できない現実|投資詐欺では返金されない

民事訴訟で勝訴しましたが、

「お金がない」と言い返金してくれない詐欺師K。

私は諦めずに、某ブロガーに拡散をお願いして、
K氏の情報を少しでも得ようと必死に動きました。

しかし思う様にいかず、そのブロガーにも、諦めたほうがいい、と言われました。

しかし、そのブロガーのおかげで、K氏の所有する車の4桁のナンバーがわかったのです。

車のナンバーから特定を試みたが失敗|詐欺師の情報特定の難しさ

K氏の車のナンバーの一部、4桁の数字が分かりました。

私はすぐに弁護士に伝え、所有者を調べてもらうことになりました。

これで何か進展するかもしれない。

そう思いました。

しかし現実は違いました。

車の所有者を特定するには、
4桁の数字だけでなく、地名・分類番号・ひらがなまで必要とのことでした。

結局、調査は不可能に終わりました。

それでも、諦めきれませんでした。

銀行口座を特定しても回収できない|残高がほとんどなかった

弁護士照会で調べた数十件の銀行口座。

その中から、いくつか詐欺師名義の口座が見つかりました。

やっと掴んだ手がかり。

そう思ったのも束の間、

残高はどれも数千円程度しかありませんでした。

警察に相談しても動いてもらえなかった現実|証拠不足と言われた

私は再び警察に連絡しました。

以前訪れた警察署の担当刑事に電話をかけ、

車のナンバーや口座の情報を伝え、もう一度、刑事告訴をお願いしました。

少しでも状況が変わるかもしれない。

そう思って、必死でした。

しかし返ってきた言葉は、想像以上に厳しいものでした。

「上司に確認しましたが、証拠が足りません。
明確な証拠はあるんですか?
もっと確かな証拠を集めてから来てください」

その言葉に、何も言い返せませんでした。

出せる証拠は、すでに全て出していました。

それでも足りないと言われる現実。

詐欺師が、わざわざ証拠を残すはずがない。

では、誰がそれを証明するのか。

警察は、助けてくれるわけではないのか。

そんな思いが頭の中を巡り、

ただただ気持ちが沈んでいきました。

弁護士に相談しても進まない現実|投資詐欺回収の限界

それでも、諦めることはできませんでした。

弁護士にも、もう一度相談しました。

「刑事告訴はできませんか」

しかし返ってきたのは、はっきりしない返事でした。

出資法違反や金商法違反についても聞きましたが、

「正直、難しいですね」と言われました。

私は強く後悔しました。

もっと証拠を残しておけばよかった。

あのとき、なぜ疑わなかったのか。

何度も何度も、自分を責めました。

差し押さえできる財産がない現実|投資詐欺で回収できない原因

さらに調べを進める中で、

K氏の住所は借家であることも分かりました。

弁護士からはこう聞かれました。

「差し押さえできそうな財産に心当たりはありませんか?」

思い浮かぶのは、高級車やブランド品ばかり。

しかし、それらを特定することは簡単ではありません。

何も掴めないまま、時間だけが過ぎていきました。

財産開示請求という最後の手段|強制執行前にできること

そんな中、弁護士から提案がありました。

「財産開示請求をしてみましょう」

法律が変わり、
財産開示を拒否したり虚偽の申告をすれば、刑事罰の対象になるとのことでした。

私は迷いました。

それでも――

やるしかないと思いました。

一か八か、財産開示請求を進めることにしました。

財産開示請求でも回収できない|残された資産の実態

しばらくして、K氏から財産目録が届きました。

そこに書かれていたのは、

数千円しか入っていない銀行口座と、
他県にある土地の情報だけでした。

預貯金、動産、保険、給与――

すべて「なし」。

価値のない土地という違和感|差し押さえ対策としての可能性

弁護士がその土地を調べると、

他人名義で、

雑草が生い茂る、住むこともできないような土地でした。

さらに――

弁護士が調べたところ、その土地は、私が投資に参加して間もない時期に、詐欺師Kが購入していたことも判明しました。

私は、その事実を知ったとき、強い違和感を覚えました。

「価値はほとんどありませんね」

その言葉を聞いたとき、

また一つ、希望が消えました。

再び向き合う決意|財産開示請求で詐欺師と向き合う覚悟

それでも弁護士は言いました。

「財産開示当日に、この件について直接聞いてみましょう」

そして、私にも参加するかどうかを聞かれました。

「相手と顔を合わせることになりますが、大丈夫ですか?」

正直、会いたくはありませんでした。

でも――

ここで逃げたら、何も変わらない。

そう思い、参加することを決めました。

質問できる時間は限られています。

本当に聞きたいことだけを整理するように言われました。

私は、いくつかの質問を考えました。

そして――

財産開示請求当日。

私は、再びその詐欺師Kと向き合うことになります。

ーーー

詐欺から再起している看護師

投資詐欺で全て失いました。

勝訴しても、お金は戻りませんでした。

夜勤看護師|借金返済でトリプルワークの日々。

どん底から人生を立て直しています。

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